フィリピン留学の最大のメリットと言われるのが留学費用の安さです。どれほど安いのか、フィリピン留学とアメリカ留学を比較します。英語を学ぶ語学留学を4週間する場合の学費と寮費(またはホームステイ代)の合計を比較します。平均してアメリカは25万円です。これに対して、フィリピンは16万円ほどです。フィリピンのほうが3割安いことが分かります。これは学費と寮費だけの比較ですので、日本からの渡航費、ビザ代、現地での生活費の差なども含めると、アメリカとフィリピンの物価の違いも影響して金額の差はさらに広がります。
さらに、アメリカとフィリピンでは1日の授業時間数が圧倒的に違います。
アメリカ留学では1日の授業コマ数は平均5コマです。1コマあたりの費用は2,500円となります。これに対してフィリピンでは無料授業などもすべて受けると1日平均9コマです。1コマあたりの費用は900円です。つまり、1コマあたりの費用で比べると、フィリピン留学はアメリカの3分の1ということです。3倍違うということは授業コマ数が同じであればアメリカの3分の1の費用で済むし、同じ費用を出せばアメリカに留学する場合の3倍の授業を受けることができるということです。これがフィリピン留学が短期で結果が出る理由のひとつです。
フィリピンは物価が低いため、生活費が枯渇してしまうということも少ないです。アルバイトができず、収入がない留学中にあまりお金がかからないというのは、非常に助かります。しかも平均的に物価は日本の1/3ほどと言われています。日本では一個400円のマンゴーがフィリピンでは4個200円という破格の値段です。フィリピンでは他にもタクシーは初乗り運賃が100円だったり、ご飯が1食200円だったりと全ての物価が日本の半分以下です。フィリピンは物価が低いことで留学中の金銭的な不安が少なくて安心して勉強できます。
英語が上達するには、聞く量、話す量を増やすことが重要です。英語学習のうち、文法知識や単語量は留学しなくても日本で伸ばすことは可能です。しかし、リスニングとスピーキングの能力は、会話練習をした量に比例してきます。日本国内で聞く量、話す量を増やすには限界があります。だから海外に留学するのです。そして、聞く量、話す量を増やすのに最適なのがマンツーマンレッスンです。
例えば、20人クラスのグループレッスンを60分受ける場合、自分が話すことができる時間は、多くはありません。これがマンツーマンレッスンだと、60分すべてを自分で使うことができます。徹底的に聞いて話して会話力を鍛えることができます。その上、日本人の多くは集団の中で発言するのが苦手で、グループレッスンよりもマンツーマンレッスンのほうが向いているのです。
欧米留学は基本的にグループレッスンだけしかありませんが、フィリピン留学では授業の半分前後がマンツーマンレッスンです。
例えば、1日9コマの授業の内、4コマがマンツーマン、5コマがグループレッスンになります。人件費が安いフィリピンだからこそ、マンツーマンレッスン中心の授業を作ることができます。
マンツーマンレッスンにはさらに大きなメリットがあります。フィリピンの多くの英語学校ではマンツーマンレッスンの授業内容を学生の希望に合わせて決めることができます。
多くの学生は、テストの結果をもとにした学校側の提案通りの授業を受けるのですが、自分の希望通りの内容にすることも実は可能なのです。
そのため、TOEIC対策のために日本からTOEICの教材を持ち込んで、それを使ってマンツーマンレッスンをしてもらうこともできます。つまり、マンツーマンレッスンで英語教師を自分専用の家庭教師のように使うことができるということです。日本で外国人家庭教師を雇う際にかかる費用を考えると、フィリピン留学がどれほどお得かわかります。
そして、フィリピン人にとっても英語は第二言語であり、学習してきたものであるため、私たち日本人の気持ちも分かってくれますし、外国語を学習する大変さも理解しています。だから英語を話せない人にも優しく丁寧に教えてくれます。これは見落としがちですが、非常にありがたいメリットです。
フィリピン留学が人気の理由の1つは、英語の勉強に集中できる学習環境が整っていることです。
フィリピンの多くの学校では学費の中に朝昼晩の3食の食事代も含まれています。さらに、ほとんどの学校で掃除代、洗濯代も学費に含まれています。各学校ごとにお手伝いさんを雇っており、部屋の掃除、衣服や寝具の洗濯は寮のお手伝いさんがすべてやってくれます。つまり、食事の準備や後片付け、掃除、洗濯などを自分でする必要が一切ないということです。
そのため、フィリピンでの留学中は朝から晩まですべての時間を勉強だけに使えるのです。これは、人件費が安いフィリピンだからこそできることです。
その他にも、フィリピンの多くの学校では寮と同じ建物または敷地の中に教室があるので、通学時間は必要ありません。寮が別の場所にある学校もありますが、通学にかかる時間は長くても10分程度です。もちろん寮も食事の代金もオールインなので、最悪学校に閉じこもっているだけでも生きていけます。さらに日本人スタッフが滞在している学校も今は多くあるので、「万が一」の時にもすぐに相談することができます。このような高サービスを低価格でやってのけるのがフィリピン留学のメリットです。
そして、学校の多くの生徒は、ネイティブのように英語を話すことができません。言い変えると、生徒同士のコミュニケーションは間違いがあっても気にすることなく、完璧でなければならないというようなプレッシャーを感じず、抵抗なく自然に英語を話し、上達できるのです。
これらの高サービスを低価格でやってのけるのがフィリピン留学のメリットで、フィリピン留学には英語上達のための最適な学習環境が整っているのです。
留学中はもちろん勉強も大切ですが、勉強ばかりでは疲れてしまいます。たまには息抜きも必要です。
フィリピンは、勉強するにも息抜きするにも最適な場所です。
フィリピン(特にセブ島)留学では、週末にふらっとビーチリゾートに行くことができます。モーベンピックホテルやシャングリラのデイユースがおすすめです。他にもジンベイザメと泳げるセブ島の最南端オスロブも非常に人気です。
日帰りであっても、ビーチに行くことは容易でゆったりとした南国の雰囲気を楽しむことができます。フィリピンはビーチが美しいと評判ですが、楽しめる場所はそれだけではありません。
巨大なショッピングモール「SMモール」や「アヤラモール」もあります。これらは物凄く大きくて全部回ろうとしたら丸々1日使ってしまいそうなショッピングモールです。有名なブランド店も多々あり、価格は日本より少し安く買うことができます。ショッピングモールの中にあるスーパーマーケットは相変わらずとても安いので、多くの生徒は週末に買い物に出かけて、お菓子やフルーツ、生活用品を補充しています。
特に女性に人気な休日のプランは、エステ・マッサージに行くことです。勉強の疲れを癒やすには最適で値段も非常に安いです。
有名なのが、セブ島のいたる所にあるNUAT THAI。600円ほどで1時間のマッサージが受けれる格安のマッサージショップです。リラックスした後は、おしゃれなレストランで食事を楽しんで週末を満喫してください。
エレガントな週末を2,000円もあれば十分楽しめてしまうのも、フィリピンの魅力です。
英語を勉強するために毎年4万人近い韓国人がやってくるフィリピン。日本からの留学生もすでに年間2万人を超えており、台湾やベトナム、中東などから来る人も増加中です。
フィリピンの学校では基本的に寮生活をするのですが、1人部屋や2人部屋、3人部屋などを選ぶことが出来ます。人数が増えるほど値段が安くなります。多人数部屋の場合、最初は母国語が通じないルームメイトとは、お互いに拙い英語とボディランゲージで会話をしますが、英語の上達につれてコミュニケーションができるようになりお互いの思いがより伝わるようになります。
そして、ルームメイトとは学校を卒業したあとも連絡を取り合う一生の友達になっていきます。
フィリピンに来る留学生も、本気度が高い人が多く、勉強だけにかかわらず非常に刺激になります。
日本人も変わった人が多く、世界一周旅行やインド修行、バックパッカー、ワーキングホリデーの準備組など、一癖も二癖もあり話をしていて色々と衝撃を受けます。20代~30代の生徒だけでなく、50代60代の意欲の高い生徒もおり、世代を超えた青春を味わうことができます。
ワーキングホリデー前の英語準備や本気の語学留学をお考えの方は、ぜひフィリピン留学をオススメします。
英語の上達だけでなく、大切な出会いがあるのがフィリピン留学です。