
こんにちは。セブターンのライターの山崎美沙です。
今回の記事としまして、フィリピンバギオで一番大きなお祭り”フラワーフェスティバル”についてご紹介させていただきたいと思います。
下線部がキーワードとなっておりますので、少しでも興味を感じていただけましたら、是非読んでいただきたいです。
パナンベガ(フラワーフェスティバル)はフィリピンの中で”一番の祭り”だと知られることも目的に、BFFFI(バギオフラワーフェスティバル設立者)が主催し、
開催期間の中で様々なイベント、展示物、バギオの伝統や価値をサポートしています。
毎年2月にバギオで行われるフラワーフェスティバルで、”パナンベガ”:開花の時期を指し、バギオの歴史、伝統、価値を表現しています。
祭り開催を通し、住民が長期間での祭りの準備、開催の中で協働意識を持ち、町に活気を創り出しています。
参考文献
PANAGBENGA2016『About Panagbeng』<http://panagbengaflowerfestival.com/about-panagbenga/>(2016年3月11日アクセス)
フィリピンと言えば首都マニラやリゾートセブをイメージしがちですが、フィリピン北部に位置するバギオは、日本と深く関わりを持つ地なのです。
歴史を振り返ると、日本はフィリピンを植民地としていました。植民地時代には混血日本人が出生しました。
バギオには日本国籍を持つ人が存在するようになり、日本列島県別での組織がバギオの中で形成され、たくさんの日本人コミュニティーが存在していました。
以前、バギオにある”ボタニカルガーデン”へ行ってきました。私はバギオと日本との関係は全く知らなかったため、日本人が戦争時代バギオを攻めた際に、
現地の人が隠れていた洞穴を見て回った際に、現地の人は日本人のことをどう考えているのだろうと考えました。ある日、私のインターン先のガードさんに、
「クヤ、日本とフィリピンの関係性はどう思う?」
と聞いてみました。すると、
「昔のことは気にしていないよ。バギオには日本人の顔をしたフィリピン人をよく見かけるよ。目が日本人なんだ。」
そう笑いながら答えてくれたクヤは日本文化、言語を学びたいと日本語を教えるとメモを取ってくれます。
※クヤ:タガログ語でお兄さんという意。アテ:タガログ語でお姉さんという意。
バギオ日本人会のお誘いをいただき、フラワーフェスティバルのパレードへ参戦させていただきました。
実は、このパレード日本人は ” コスプレ” をしないと参加ができないという規定があり、モールにあるコスプレレンタルのお店で事前に選んでおきました。
こちら本校から参加したメンバーのコスプレです。↓
そんな私たち、日本人の役目は、、、
コスプレをしてバギオの市内を歩き、来客者へ笑顔で手を振るというものです。
写真を撮ったりと、まさに人生初めてのアイドル気分を味わいました。笑
とにかく、ビックリするくらいの人、人、人、人、人です!!
日本人として現地のお祭りに参戦をする目的は実際何なのか?ということが疑問としてありました。
自分なりの解釈でしかないですが、バギオに来て、無意識に国境をあまり意識することがなくなりました。
「ここはフィリピンだから~だ。」というような固定概念は既に私の中ではなく、現地フィリピン人と日本人という分類を作らず、受け入れていただいているような気持ちで暮らしています。
以前セブにいた時には、タクシーに乗るとおつりが返ってこないのは当たり前だと思った方がいいと思っていました。
しかし、バギオではタクシー料金5ペソ(約12.5円)引きという規定があれば日本人にも規定を適用してくれ、さらに、きちんと1ペソ(約2.5円)までおつりを返してくれます。
バギオ素敵ですよ、本当に。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
山崎美沙
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