
80%
これは何の数値だと思いますか?
答えはフィリピン人の全人口に占める英語が話せる人の割合です。
高いと思われた方も、低いと思われた方もいらっしゃると思いますが、
80%という数値は英語公用語で知られるシンガポールと並んでアジアでは最も高い数値なのです。
目次
フィリピン留学やフィリピンへの海外インターンに初めて行かれる多くの方が疑問に思うことです。
今回の記事では、誤解されることの多い、フィリピン人の英語力を動画付きでご紹介できればと思っています。
百聞は一見に如かず!
いかがでしたか?
フィリピン人がものすごく綺麗な英語を話すことがお分かりいただけたと思います。
しかし、これはものすごく流暢な英語を話しているフィリピン人の英語です。
みなさんが知りたいのは、語学学校で教えてもらうフィリピン人講師の英語と、一般人の英語ですよね。
ということで、今回はもう一つ動画をご用意しました。
・アメリカン・イングリッシュに近い英語
・一般的なフィリピン英語
・フィリピン訛りの強い英語
の3パターンの英語を聞いていただけたかと思います。
では、みなさんが最も気になる語学学校の講師の英語力は3パターンのどれに当てはまるのでしょうか?
語学学校の講師の英語レベルは、上記の動画でいうと、
「アメリカン・イングリッシュに近い英語」と「フィリピン訛りに強い英語」の中間である「一般的なフィリピン英語」を話す人が多いです。
アメリカン・イングリッシュに近い英語←一般的なフィリピン英語→フィリピン訛りの強い英語
※もちろん中にはものすごく流暢な英語を話すフィリピン人もいますし、フィリピン訛りの強い英語を話すフィリピン人もいます。
フィリピン人の英語の訛りを気にされている方の多くは「英語=欧米のネイティブ英語」と思っていると思っているのではないでしょうか。
ここで以下の図をご覧ください。
現在、世界の人口は約70億人と言われていますが、その中で英語人口は約25%(4人に1人)の約17.5億人です。
そのうち、ネイティブスピーカーの割合はなんと、22%しかいません。
つまり、78%は非ネイティブスピーカーなのです。
もはや、ネイティブ英語よりも非ネイティブ英語の方がスタンダードと言えるでしょう。
この数値を踏まえても、果たしてネイティブの英語に強いこだわりを持つ必要はあるのでしょうか?
この記事では
・フィリピン人の英語力
・世界の英語の現状
についてご覧いただきました。
フィリピン人の英語はみなさんが思っているより綺麗ですし、世界的に見るとスタンダードな存在でもあるのです。
今後、アジアが急成長していく中で、フィリピン人の英語で学ぶということは、
もしかするとネイティブ英語で学ぶよりも大きな価値のあることかもしれません。
フィリピン留学やフィリピンでの海外インターンを検討されている方は
「ネイティブじゃないと…」とか、「フィリピン英語は訛りが…」とは深く考えず、
思い切って一歩を踏み出してみてください。
どこの英語だろうが、たとえその英語がどんなに訛っていようが、
最終的に英語が話せるようになるかならないかはあなた自身に懸かっています^^