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僕は地方国立大学の農学部に通う男子大学生です。大学2年生の冬から留学準備を始め、3年生の夏頃にトビタテ!留学JAPAN7期に合格しました。2018年3月から留学中で、留学中に22歳の誕生日を迎えます。僕はインドネシアへの留学計画で、理系、複合・融合系人材コースに応募しました。留学期間はフィールドワーク前半3ヶ月、交換留学6ヶ月、フィールドワーク後半2ヶ月の計11ヶ月。トビタテ!で必須とされている実践活動が、僕の場合は野外フィールドワークに当たるわけです。留学テーマは稲作の研究で、野外フィールドワークを実際の田植えや稲刈りや現地インタビューに当てています。
今となってはインドネシアに留学している僕ですが、2次試験の面接では本当に緊張しました。英語も苦手で大学1年生の時はTOEICで300点台を出してしまったほど。そんな僕でもちゃんと対策することで、奨学金に合格できました。今回は実際の面接の様子から、対策ポイントまで解説します。
トビタテ!留学JAPANの2次選考の面接は、一般企業の方との一対一で行われます。トビタテ!の職員では無く、トビタテ!に寄付をしている一般企業の方というところがポイントです。面接官は大企業の部長、50代のサラリーマン、ベンチャー企業の20代社長などさまざま。そのため、トビタテ!の面接ではどのような面接官に当たってもベストを尽くせるように対策するのが大切です。
僕が実際に面接を受けた場所は、文部科学省近くのオフィスビルでした。面接時間は20分きっかり。7期以前の選考では面接が25分の時もあったようですので、おおむね20分前後とみておくと良いかもしれません。聞かれる内容はいたってシンプルで、留学計画の内容です。試されるような質問は無く、単純に留学への情熱を見ているような印象でした。
トビタテ!の選考には1期から服装指定はありません。しかし、1期~6期までは9割近くの学生がスーツで面接に臨んでいたようです。そのせいか、7期に選考案内には「服装:スーツ以外を推奨」と書いてありましたね。
僕はインドネシア人留学生に伝統衣装を借りて、それを面接会場に着ていったことを覚えています。服装を話題にできるので面接ではかなりの効果がありました。他にも柔道着やラフな格好など人それぞれでしたね。僕の選考では、スーツを着た学生は全体の1割くらいだったと記憶しています。
トビタテ!留学JAPANの公式ホームページやその他の公式メディアでもたびたび言われていることですが、トビタテ!はパッションすなわち情熱を一番重視しています。それは面接も全く同じです。情熱を見せるためには、第一印象も重要になります。「内に秘めた思い」なんて言葉もありますが、面接は20分だけですので全力でアピールしましょう。合格者を見ていて分かるかもしれませんが「元気で明るい」と「ハキハキとしたしゃべり」がポイントですね。
また、面接官は1人で1日に数十人の学生を見ているので印象に残る工夫もしましょう。自分の留学計画を伝えるためのプレゼンなどは最低限の準備です。手書きのイラストなどを加え、細部にまでこだわれるかが合否の分かれ目となります。
自信があるかも重要なポイントです。面接官はいろいろな質問をしてきますが、総じて言えるのは自分に自信を持って答えができればプラスの評価になるということ。
例えば「英語(言語)ができますか?」といった質問は絶対にくると思っておいて良いでしょう。そんなときに自信なく「えっと、、、これから頑張ります」などと答えていては高確率で落とされてしまいます。企業の方も自信のない人にお金を回そうとは思いませんよね。逆にTOEICのスコアが低くても「ジェスチャーでも何でもでき、コミュニケーションは得意です」という人は、合格の可能性が高くなります。面接官は学生が異国の地でも自信をもって留学計画に打ち込めるかを見ているのです。
留学で結果を残せそうな人材だと認められたところで、最後に見られるのが本当に留学計画は実現可能かというところです。せっかく素晴らしい留学計画があり、将来の日本に役立ちそうでも、実現できなかったらお金の無駄。トビタテ!は一般企業の寄付で成り立っているので、そこは辛めに評価されます。
まずは、留学先とのやりとりの進み具合や、住む場所の確保などをできるだけ具体的に話せるようにしておきましょう。大学の先生に相談して留学計画を作っている方もいると思いますが、留学計画の内容などは自分の言葉で話せるようにしておかなければなりません。そこで詰まったら合格へ一歩遠のきます。
最後は、自分の留学計画に加えて留学後のプランまで話せれば合格です。トビタテ!の留学計画は留学後の日本への貢献まで含まれているので、そこまで突っ込んで聞かれても問題ないように準備しましょう。
以下は僕が実際に聞かれた質問一覧です。
・まずは留学計画について教えて下さい
・留学後どうやって日本に貢献するのか教えてください?
・インドネシアへの留学は11ヶ月と長いですが、その期間現地の生活に耐えられますか?
・実際に現地の村に入るとありますが、アポイントメントはすでにとってありますか?
・何か私(面接官)に質問はありますか?
・英語はできますか?
(英語ができるかの質問は、ほとんど必ず聞かれると思っておいた方が良いでしょう。僕の知り合いには「英語で留学計画を説明してください」と言われた人が何人もいます。先ほどもパッションや自信の話をしましたが、その質問で詰まってしまったら終わりです。英語でも説明も想定して準備しておきましょう。)
僕を担当してくれた面接官は50代くらいの男性で、一般企業のサラリーマンの方でした。見た目からして物腰がおだやかそうな方で、面接も良い雰囲気で進み、とてもラッキーだったと思います。印象に残っているのが「英語はできますか?」と言う質問ですね。僕が「資格等はありませんが、英語でのコミュニケーションやディスカッションには自信があります」と答えると面接官の方は「では、英語の能力は問題ないとしておきますね。項目があるので」と言っていました。また最後の5分は「最後は選考抜きで質問があったら聞いて下さい」とも。留学の奨学金の選考なので僕は海外経験について尋ねたのですが、そこでも優しく答えてもらいました。もちろん僕の面接官は一例で、終始仏頂面で厳しめの面接官もいたようなので、僕の体験だけを鵜呑みにしないで下さいね。
僕が面接準備で一番重視したのは「留学計画を教えて下さい」という質問への対策です。この質問は大学入試で言えば「志望理由を教えて下さい」と同じくらいのレベルで大切なものとなります。実際の面接でも予想通り一番はじめにこの質問がきましたね。具体的に行った準備は説明のための補助資料作りです。面接の時間はたったの20分。その間に留学計画を説明して、自分の情熱までアピールしなければなりません。補助資料はパッと見て、「どこに留学するのか?」と「いつ、何をするのか?」を分かるように工夫しました。
相手に説明するには、まず自分の常識を捨てなければなりません。アメリカに留学するような人は良いですが、僕の留学先はインドネシア。面接官にインドネシアの位置や国の様子がすぐに分かるように大きめの地図を使いました。また、研究内容についても誰でも理解できるように簡易な言葉に置き換えました。補助資料は面接を円滑に進めるのにとても役立ちます。他の学生と差をつけるためにも、しっかりと準備しましょう。
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