【フィリピン人口ピラミッドからの派生】海外インターン生が日本社会の未来見据えた重要なこと

 

はじめに

 

こんにちは、セブターンライターミサです。

今回の記事内容としまして、フィリピンの人口について調べていく中で、私自身が感じた日本人における危機と、このインターンの重要性を再認識するようになったプロセスをお話させていただきたいと思います。

 

バギオ韓国資本語学学校インターンシップ約2ヶ月目に突入いたしました。この2ヶ月を振り返ると、すごく濃い時間を過ごしているように感じます。果たして英語力は伸びたのか、、、正直なところ、英語力に関しては伸びは感じられていないのが現状です。

 

しかしながら、ここのでの生活を通し、自身が外国人だという自覚を持ち、さらに語学学校をマネージさせていただく中で、私自身の弱み、甘え、さらには新しい”ワタシ”に気付くことが多々あります。

 

その中でも一番の気づきは、日本にいた際に、第三世界は貧しい、”助けたい”というようないかにも日本の方が生活水準が高いような見方をしている私がいました。しかしながら、実際に現地に足を踏み入れた瞬間、ここを訪れる人、ここで暮らしている人、ここで勉強する人、全て目的は違いますが「同じ場」を共有しています。

 

そうした中で、私たち自身がここは”貧しいから”という感情を抱くのではなく、なぜここには貧しい人が存在するのかという根本を見ていくことで、ただ単に”助けてあげたい”ではなく具体的な”何を行えばよいのか”ということが明確化されるのではないかと考えるようになりました。

 

話を戻しますが、これから、フィリピンにおける構成人口に着目しお伝えさせていただきます。

下線部がキーワードとなっておりますので、少しでも興味を感じていただけましたら、是非読んでいただきたいです。

 

 

「バギオ、若い人多いし、人口密度高い。」

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ある日の土曜日フィリピンバギオで有名なバーナムパークという公園へ訪れた際に感じ、直ぐに「フィリピン 人口」とインターネットで調べました。

フィリピンの人口ピラミッド、やはり富士山型でした。中学校の時に学習した人口ピラミッドですが、

日本のつぼ型とはまさに逆だと言えるでしょう。以下は『進研ゼミ+中学講座』を参照させていただき、人口ピラミッドの説明をさせていただいております。

 

富士山型;14歳以下の人口の割合が高く、65歳以上の人口の割合が低い。

(子供が多く生まれるが、死亡率も高い。)

 

つぼ型;14歳以下の人口の割合が低く、65歳以上の人口の割合が高い。

(これ医者が長生きし、子供はあまり生まれない。⇒少子高齢化)

 

さらに、世界の人口ピラミッド(1950-2100)を見ると、驚くことにフィリピンの65歳の割合は男性0.9%、女性は1.1%でした。日本は男性3.6%、女性3.9%というものでした。

年々と高齢化していく日本世界はグローバル化へと変化しています。そんな中、日本社会の中での懸念とされる問題として、”生産年齢人口の減少”が挙げられるでしょう。またこれは、第二言語取得が余儀なくされる結果を招いてくるのではないでしょうか。

 

日本人の英語の取得重要度について触れていきたいと思います。目的としまして、言語学校のインターンシップは今後予測される世界の働く環境の疑似体験ができる場だということが出来るからです。

 

総務省2012年の人口データから、2010年から50年後の日本社会は人口減少、また生産年齢人口の減少、さらには65歳以上の人口増加が予測されています。生産年齢人口に関しては、50.9%まで減少が予測されているというものでした。これは、世界の中でも最下位という結果でした。

 

このような50年後の変化に伴い必要となって来るのが、英語力はもちろん、グローバルな環境で柔軟性を持ち仕事環境を整えることだと私自身感じました。

 

 

50年後の仕事環境疑似体験をインターンシップで

 

現在、バギオ韓国資本語学学校インターンシップを2ヶ月経験し、オフィスでは韓国人、フィリピン人、中国人、そして日本人という特殊な環境で働かせていただく中で、きっと今後予測される仕事環境はこのようなものになってくるのだろうなということを肌で感じています。正直、今まで感じていた「働く」という私自身が持っていた概念はここには存在しません。文化の違いを痛感していますし、本当に伝えたい内容が100%私の言葉で表現できない歯がゆさを感じています。

 

例えば、新規お申込みのお客様の受け入れが可能なのかどうか確認を韓国人センター長へ確認する際には、英語で伝えなくてはなりません。まだまだ分からないことが多くあるため、どう伝えることが出来るのか考え、分からない単語がある際には調べた後に、伝えるようにしています。英語を毎日使い、ここで会社の一員となり、働かせていただき、このような貴重な体験をさせていただいていることにすごく感謝しております。

 

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今後の社会を見据えた、社会における疑似体験を今このように実現させていただいていること、この経験を自信を持ってよかったと言えるよう今を必死にこの環境でもがいていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

セブターン

山崎 美沙

 

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【参考文献】

世界の人口ピラミッド(1950-2100)

(2016年3月22日アクセス)

進研ゼミ+中学講座『世界と比べてみた日本の特色(人口ピラミッドの見分け方)』

(2016年3月22日アクセス)

総務省(2014年) 「第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋」.

(2016年3月18日アクセス)

 

 

このコラムを書いた人
山崎 美沙(Misa)

山崎 美沙(Misa)

立命館アジア太平洋大学/アジア太平洋学部/社会学専攻 就職活動を目の前にして「働く」=「生計」受動的な解釈でしか意義を見出せない今、この「場」で形成していく私オリジナルの「働く」意義とは一体何か。第三世界、韓国資本日本人少数語学学校インターンシップより、”自由”と”自責”が作り出す「ワタシ」とは。新規ライターになりたい方はこちらから

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