日本人が0人!?ミャンマーの人材企業での海外インターンシップ

 

ミャンマー人だけの環境とは

Q.貴社の事業内容、特徴等を教えてください。

弊社は人材紹介サービスをしている会社です。企業と応募者をマッチングして、最適な人材としてお客様である企業様に紹介しています。取引先である企業様と共に弊社の成長がある、というスローガンを掲げており、より多くの企業様の成長に貢献していきたいと思っております。
 

お客様である企業様の割合は、日系企業10%、ミャンマー企業が残りの90%ぐらいでしょうか。ミャンマーの企業様を中心に取引しています。弊社のスタッフはミャンマー人だけなので(笑)。大事なことなので繰り返します。スタッフはミャンマー人だけです。他のインターンとの大きな違いは日系の企業ではないことです。社長さんをはじめとして日本語を話せるスタッフもいるで、英語だけではなく日本語でも海外企業の仕事を学ぶことができるというのが弊社の特徴です。
 

Q.貴社のインターン生はどういった業務内容を行いますか?

主に担当するのは日系企業への営業、またその後の採用のフォローです。営業の際は、電話であらかじめアポイントを取ってから行くのが基本ですが、飛び込みで訪問して営業することもあります。

 
自分で望めば望むだけ様々なことをさせてもらえます。インターン生ではなく、一人の社員として働くことを求められるので、意見を出していけば聞いてもらえる風通しの良さも特徴だと思います。自分が営業をしていて感じることを社長さんに言えばそれを実現できるようにサポートもしてもらえます。仕事の量も内容も自分の動き方次第でどんどん幅を広げていけるのでやりがいもあります。今自分の会社には何が必要で、その実現のためにどんなことをしていかなければならないのかを自分で考えて提案していけるのはかなり面白いです。

 

野球だけの世界からアジアの大舞台へ

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Q.学生時代はどう過ごしていましたか?

学生時代は、高校球児がバイトすることも覚えた、というぐらいの感覚で部活とバイトに明け暮れていました(笑)。今思えば、どちらもしんどいことの方が圧倒的に多かったように思いますが、辞めずに続けたおかげで最後の最後に報われたというか、学ばせてもらったことが多くありました。

 
まず、バイトでは人との接し方が変わりました。飲食店のホールで働いていて、たくさんの人と接する中でどのように対応すれば喜んでもらえるのかを学びました。もともとは人見知りをする性格だったのですが、「感じええ兄ちゃん」と思ってもらえるように人と接することができるようになったと思っています。人と話すのが楽しくなったのは自分としてはかなり大きな成長でした。

 
部活で学んだのは、「求めよ然らば与えられん」ということです。分からないこと、困ったことは誰かに聞いてみればきっと何かヒントをくれる、ということを実感しました。それともう一つは、組織をまとめることがいかに難しいかということです。大学でも部活をするような熱意を持った人たちですから、それぞれ考えていることがあって、目指す方向性も少しずつ違う。組織として成り立たせるために、彼らが納得できるようにこちらから色々投げかけていくことに苦労しました。

 
どちらにも通じて言えることは、自分一人で生きていけるほど世の中は甘くないということを感じたということだと思います。たくさんの人に支えられ、助けてもらいながら過ごした日々でした。そして今はさらなる成長を目指してインターンに取り組んでいます。

 

Q.日本と海外で働く違いはなんですか?実際に働いた経験をお聞かせください。

言葉が通じない、自分の思ったことを自分の考えているままのニュアンスで伝えることができないということが何より大きな要素だと思います。メインでする仕事は日系企業様への営業で、日本人の方とお会いして日本語でお話しするので手も足も出ないというわけではありません。しかし、アポイントを取るための電話ではほぼ100%外国人の方が出るので、電話をかけはじめた頃は言いたいことが伝わらず、切られてしまうこともしばしばでした。

 
もちろん、苦労することだけではありません。日本にいるときには会えなかったような人たちに会えるのも海外に来たからこそだからだと思います。日本人も、外国人もです。こちらで起業されたり、新規ビジネスの立ち上げを行っているような方々はすごく熱意があって、課題や問題意識にすごく敏感だと感じさせられます。人材紹介サービスの営業をしているということも関係しますが、日本でただ学生として過ごしているだけでは会えない数の社会人の方々にお会いできます。これからもご縁をを大切にしながら営業させてもらおうと思います。
 

Q.働いている中で困難はありましたか?また、どう行った気持ちで乗り越えることができましたか?

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何よりも言葉の問題が大きいと思います。社長さんはじめ日本語ができる方もいるので、仕事に直接的に大きな影響をきたしている訳ではありません。ただ、オフィスで周りに座っているのはみんなミャンマー人ですから話題が何も拾えませんでした。聞き取れる単語すらなく、まるで雲をつかむような感覚でした。少しずつ単語が聞こえるようになってくると、なんとなくどんなことを話しているのか分かるようになってきました。3年間学校でミャンマー語を習ってきたはずなのにこれほどまでに通じないのかと思い愕然としました。
 

乗り越えられたのは、宿泊先で偶然出会った日本滞在経験のあるアメリカ人の女性に「それってもったいなくない?」と言われたことです。貴重な経験をさせてもらえているんだ、と思うことでこのインターンの価値を何度も何度も感じています。
 

謙虚さと主体性を持って働く大切さ

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Q.インターン生に求める姿勢や能力はありますか?

セブターンのインタビューを受けた時点でインターン開始から1ヶ月、内容的にもまだまだこれからというところなので偉そうなことは何も言えません。代わりに自分が気をつけようと思っていることを書かせてもらいます。「何でもやってみること。トライアンドエラーを繰り返すこと。」私はあらゆる物事は最初から完璧にできるはずがないと思っています。諦めではありません。失敗を認めている訳でもありません。

 

例えば、それが初めてのアポイントであっても相手からすればサービスを売りに来た相手として見られることになるので、その失敗で自分の会社の信頼に傷がつくかもしれません。当たり前のことだとは思いますが、できる限りの準備はして「今できる最善のこと」をするように心がけています。何事もやってみないと分かりません。難しそうでも意外と簡単にできたり、逆にできそうでできなかったり。せっかくの機会なのでいろんなことに挑戦してみようと思っています。それが許されるのがインターンという立場でもあるのではないでしょうか。
 

Q.インターン生には海外でどういったことを学んで、どういう姿になって欲しいですか?

海外インターンで学ぶことは人それぞれ違うものだと思います。自分への戒めの意味合いも込めて言うのなら、貴重な体験をさせていただいているということです。海外に出るのは当たり前のようになってきていて、海外インターンはやろうという意気込みと時間と機会さえあれば誰だってできるようになっているのかもしれません。しかし、そうはいっても貴重な体験をさせてもらっている、ということは忘れてはいけないと思います。こちらに来て思うのは、日本人のインターン生は結構多くいるということです。でも日本にいる人たちのほうがもっと多い、それは誰でもできる経験ではないということです。

 

もう一つは、「文化に優劣はない。あるのは違いだけだ。」ということです。大学の先生の受け売りですが(笑)。日本とは違って水道の水は飲めないし、毎日のように停電するし、毎朝通勤は朝市を通り抜けなければならない。一見不便で、日本の環境が優れているような感じもしますが、それを優劣ととるか、ちょっとした違いだととるかで見える世界が変わってくると思っています。日本が世界の全てなはずはありませんから、全然違う環境に身を置いて、違う価値観を知るのもいいと思います。

 

Q.海外に挑戦する若者にメッセージをお願いします。

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自分も若者なのでおこがましい気もしますが…笑 
 
何事もやってみないと分からないものだと思います。百聞は一見に如かず、自分で実際に行ってみるからこそ分かることがありますし、聞く情報はその情報を提供してくれた人の感性に過ぎません。これまでの経験が違えば同じものを見たとしても感じ方が違って当然だと思います。だからこそ、一度自分で行ってみること、やってみることが大切だと思っていて、その経験や出会いによって今後の自分に新しい価値判断の基準ができればと思います。

 

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